呉・竹原地区会

【令和6年度 呉・竹原地区会 活動報告】

 第1回 呉・竹原地区研修会報告
 日時 : 令和6年 11月10日(日) 10:00~12:10
 場所 : すこやかセンターくれ4階 会議室
 講師 : 呉共済病院 歯科口腔外科 技師長 歯科衛生士 冨本麻美先生
 演題 : 骨粗鬆症患者を支える歯科衛生士の役割

 現代の超高齢化にともなって、骨粗鬆症患者が増加している社会において、私達歯科衛生士が行う口腔管理は、骨粗鬆症予防においても非常に重要な役割を担っています。
 この研修会では、全国的に見ても高齢化率の高い呉市の取り組みや、骨粗鬆症の病態から骨粗鬆症治療薬などの基礎知識、定期的な口腔管理の重要性、多職種との連携方法など、幅広い内容を大変分かりやすくご教示いただきました。
普段診療を行っている歯科医院では、なかなか知ることのできないような知識を習得することができ、大変勉強になりました。
多職種連携の重要性については、これまでも常々指摘されてきましたが、これからは歯科のことだけではなく、他の職種の役割についても理解を深めていくことが求められています。
 今回の研修会は、今後の臨床に活かしていける、とても充実したものとなったのではないでしょうか。研修会終了後には、非常に多くの質問があり、具体的で活発な意見交換をすることができました。


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