廿日市地区会

【平成30年度 廿日市地区会 活動報告】


廿日市地区会広報  研修会報告

平成30年11月18日(日)、広島県厚生農業共同組合連合会廣島総合病院看護部 緩和ケア認定看護師 高原さおり先生をお招し、『がん治療による全身・精神的変化と緩和ケア』をテーマに研修会を開催いたしました。
がん治療について基礎から教えていただくだけではなく、がん患者ご本人の心理状態、第2の患者とも言われる家族の気持ち(身体的・精神的、社会的苦痛・スピリチュアペイン)を受け止め、支援者として何をしたら良いか、話を聴くコツや対応を学習できました。
研修では、「自分が治療困難で生命予後が半年から1年といわれる状況になった時、自分は何を大切にするか、人に伝える。危機的状況の人の話を聴く。」ということを疑似体験する36枚のカードを用いる『もしバナゲーム』を行いました。
数名ずつのグループに分かれ、ディスカッションを行い、「自分が選ぶ大切なこととは…。」「自分の考えを伝えることは…。」「自分の価値観に気がつけたか…。」「人の大切な話を聴くこととは…。」「人の価値観は自分と違うのか?」「悪い状況の人の体験をして、聴き役に大切だと思うことは?」など、思いを伝える、聴く、共有するということを疑似体験しました。
参加者の感想には、「他の方の人生観、今の気持ちは今後変化することを知った。」「自分と向き合うことで、自分の大切にしたいことが判り、明日からどう生きていきたいかも気づかされた。」「自分の心の中を覗いたみたいで、とても感慨深かった。」などがありました。
2時間があっという間に過ぎ、がん患者さんに行う口腔ケアだけでなく、支援者として対応をしっかりと考え、寄り添っていけたらと、いろいろ考えさせられた研修会でした。