廿日市地区会

【令和3年度 廿日市地区会 活動報告】

廿日市地区会研修会
令和3年7月18日、廿日市地区会研修会を廿日市市総合健康福祉センター(あいプラザ)において、机に貼った付箋の席番号を研修会前確認シートに記入のうえ提出してもらい、受付ではフェイスガードを着用し、感染対策をしっかり行った状態で開催しました。
講師には当地区会の会員でもある先家道子先生をお迎えし「かみかみ百歳体操について」と題して、地域包括ケアシステムで歯科衛生士に求められること、かみかみ百歳体操について講演されました。
オーラルフレイル(口腔機能の軽微な低下や食の偏り)から始まる悪循環により、全身の衰えや歯周病と全身疾患、「歯数・義歯使用と認知症発症との関係」など、自力で来院できる患者ばかりの歯科診療所では接することの少ない高齢者のお話をお伺いすることができました。
かみかみ百歳体操を行うことによって、『唾液がよく出るようになる。』『食べることや飲み込むことが楽になる。』『口の周りに力がつくので、食べこぼしやむせることが改善される。』これらのことを、とても分かりやすく説明していただき、高齢者が増える中、オーラルフレイルだけでなく、他職種との連携の大切さなども知ることができ、訪問歯科を行っている歯科衛生士からは高齢者の口腔機能の低下の流れを知ることができ、参考にしたいとの感想がありました。
リモートではない久しぶりの対面で実際にお話を伺えた研修会は、とても楽しいものでした。早くコロナ禍が落ちついて以前のように研修会が開催できることを願っています。



廿日市地区会からのお知らせ