活動報告
2025年2月4日
研修会報告令和6年度 介護予防口腔機能向上研修会 報告
令和7年2月2日(日)にWEB開催にて、令和6年度介護予防口腔機能向上研修会を開催しました。講師に日本歯科大学 口腔リハビリテーション科 教授 田村文誉先生をお迎えし「小児の摂食嚥下障害」というタイトルでご講演いただきました。
講演では、小児の摂食嚥下機能障害への対応、乳児の口腔・咽頭・喉頭の構造、嚥下動態の成長変化、疾患や障害による摂食嚥下障害の特徴、直接訓練、脱感作の方法などについてご講義していただきました。また、VFの動画も多数拝見することができとても参考になりました。受講者からは「動画を交えながら、具体的な手技について学ぶことができ、自分が実際に行う場面になった時のイメージが湧きました。解剖学的な知識をブラッシュアップできたことでより理解が深まったとも感じます。」「乳幼児の発達具合を再確認できました。自分の子供には余裕や知識がなかったので、今は昔より状態をみながら楽しめるような気がします。障害の方への接し方もその人によって違うので悩むことも多いですが、今日聞いたことを明日から実践していきたいです。」「乳児嚥下から成人嚥下へと変化していく過程が改めてよくわかりました。嚥下についてや口唇、舌、頬筋など普段の診療の上で患者さんから相談や訴えがあった時に、どの段階で問題がおかているのかに寄り添って、よく見つめなおし、アドバイスできるようにさらに理解を深めていきたいと感じるお話でした。」との、貴重なご意見をいただきました。