活動報告

講師に岡山大学病院　循環器内科 助教（特任）中山 理絵先生をお迎えし「歯科治療における心疾患患者さんへの関わり方」というタイトルでご講演いただきました。

ご講演では感染性心内膜炎・急性心筋炎・虚血性心疾患・不整脈・弁膜症などの心疾患についてお話されました。

一つ一つの疾患の分類や症状、原因、診断、治療方法、歯科治療時の注意点に至るまで詳しくご教示いただき大変勉強になりました。

また、疾患別の心臓のエコー動画を見ることができ健常者の弁膜と弁膜症の弁膜の違いなどが理解できとても参考になりました。

受講者より、「口腔内の健康を保つことが心疾患の予防に繋がるということは知っていましたが、心疾患の種類や、病態、治療法 など心疾患に関する詳細の知識は不足していたので、理解を深めることができました。」「心疾患の病態について、分かりやすく説明していただき大変勉強になりました。また、感染性心内膜炎の怖さがよく分かり、歯科衛生士として改めて全身疾患の理解の重要性が身にしみました。」「患者さんの高齢化に伴い、循環器疾患を抱えている方が増えてきました。サマリーの既往歴欄によく見かける疾患名がたくさん出てきて、今日はわかりやすく教えて下さったので、今後はよりイメージしながら臨床に挑めそうです。」といった貴重なご意見をいただきました。

臨床では心疾患をもつ患者さんが多くいらっしゃます。