活動報告
2023年7月4日
研修会報告令和5年度 医療技術者研修会報告
令和5年6月25日（日）にRCC文化センターにて、令和5年度医療技術者研修会が開催されました。講師に中久木 康一先生をお迎えし「災害時の歯科衛生士の役割とアセスメントの実践」というタイトルでご講演いただきました。
ご講演では災害対策・対応の法律、災害関連死について、災害時の歯科の役割、アセスメント票の記入方法、日本災害歯科支援チーム（JDAD）について話され、先生自身の体験談も交えながらご講演いただき大変勉強になりました。また、症例を用いたアセスメント票への記入は、悩むところもありましたが先生の助言もあり記入や評価のコツなどもご教示いただき理解を深めることができました。
受講者より、「豪雨災害にあってから防災に対する意識は持っていたつもりでしたが、今回の研修を受講してまだまだ知識不足だと感じました。」「演習もありわかりやすくてとても勉強になりました。まずは、これから、自分たちの地域で少しずつ体制を整えられるよう、歯科医師会の先生と連携を取っていきたいと思います。」「災害歯科保健歯科衛生士として、派遣されるまでの心構えを改めて知ることができました。また、アセスメントを取っていくには、様々な角度からの視点で見ることが重要。それらを実行するには、講演だけでなくシュミレーションなど実際に取り組むことも必要だと感じました。」といった貴重なご意見をいただきました。
この度の研修会で得た知識は、災害時に対応できるように活かしていかなければならないと強く思いました。
理事 奥河知恵
