活動報告

令和4年2月13日（日）にWEB開催（オンデマンド配信：2月15日～2月22日）にて、令和３年度　広島県地域医療介護総合確保事業　訪問歯科衛生士のための基礎研修会2が開催されました。講師に日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック　歯科衛生士　有友　たかね先生をお迎えし、「在宅訪問診療における口腔健康管理」というタイトルでご講演いただきました。
　講演では高齢者を取り巻く環境、障害と健康、口腔健康管理、歯科衛生診断についてお話いただきました。先生が担当された症例から、実際の多職種との連携内容を詳しく教えていただき，学びの多い内容でした。また、メディカルケアステーションという多職種連携のためのコミュニケーションツールを紹介され、大変参考になりました。
　受講者より、「患者さんの口だけでなく全身、とりまく環境を知ることが必要だと思った 多職種連携の重要性が理解できた」「多職種連携、患者様、ご家族のご理解、共有の必要性を改めて感じることができました。 症例も非常に分かりやすく、勉強になりました。 貴重な研修会をありがとうございました」といった貴重なご意見をいただきました。
　在宅訪問診療に携わる歯科衛生士にとって、新たな情報を得られ多職種とのコミュニケーションのヒントを得られた大変有意義な研修会でした。
理事　奥河知恵