活動報告

2019年9月22日

研修会報告令和元年度　ステップアップ研修会（広島会場）

　令和元年８月２５日(日)に広島県歯科医師会５階(501.502)において、ステップアップ研修会が開催されました。講師に相見礼子先生をお迎えして「シャープニング＆プロービングテクニック」と題しご講演いただきました。

　まず、プロービングについての講義がありました。歯周病検査の際にプロービングで得られる情報や根分岐部やインプラント部での注意点について学び、プロービングテクニックについてはプローブの握り方や圧のかけ具合、動かし方など先生に用意して頂いた練習用模型を用いてのわかりやすい説明でした。
　次に、シャープニングについて、ハンドスケーラーの種類や構造についての説明があり、グレーシーキュレットを中心にスケーラーやストーンの持ち方、動かし方等のシャープニングテクニックを受講者一人ひとりに丁寧な指導をしていただきました。
　受講者からは「正しいプローブの持ち方やインプラントのプロービングについて知ることができた」「自分でスケーラーを適切に選択する重要性について理解できた」「シャープニングの癖が改善されたので受講してよかった」「一人ひとり実習を見て回ってくださり直々に教えてもらえて分かりやすかった」「内容も楽しく知りたいことを学ぶことができた」などの感想がありました。
　このたびの研修会は、比較的若い方の受講が目立ち、少しでも正確なスキルを身に付けようと、一心に実習に励む姿勢が印象的でした。相見先生が、実習に多くの時間を取ってくださったので、受講者にとっては満足度の高い充実した研修会になったと思われます。
　歯科診療において重要な役割を担う歯科衛生士には常に高度な専門的なスキルや新しい知識が必要です。より専門的な技術の獲得を目指す歯科衛生士にとって、この研修会は非常に有意義なものとなりました。
　

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