活動報告

2026年11月7日

研修会報告令和8年度 第2回災害時等対応歯科衛生士養成研修会 報告

 令和8年10月25日(日)エールエールA館RCC文化センターにて、第2回災害時等対応歯科衛生士養成研修会を開催しました。午前中の講演①は石巻市雄勝歯科診療所 所長 歯科医師 河瀬聡一朗 先生をお迎えし「災害時における歯科支援の役割-避難行動要支援者の支援を中心に-」について、午後からの講演②は社会福祉法人鷲山会 特別養護老人ホーム 岡山シルバーセンター 管理栄養士 窪田紀之 先生をお迎えし「災害時の食支援について~西日本豪雨災害、能登半島地震の支援活動から~」についてご講演いただきました。

河瀬先生のご講演では、東日本大震災での歯科医療支援活動を契機に石巻市へ移住された経緯とともに、大規模災害時における歯科支援活動の①口腔ケア②食についての支援③歯科応急処置についてご説明いただきました。また口腔ケアだけでなく、避難所でのオーラルフレイルの進行についてなど、実際の動画などを用いてご説明いただき歯科衛生士として幅広く関わることができると感じました。最も心に残ったのは「口は命の入口、心の出口」という言葉です。災害支援の中で、口を心の出口にできるような関りができる歯科衛生士でありたいと思いました。

 窪田先生のご講演では、西日本豪雨災害および能登半島地震の支援活動の内容、実際の様子から食事提供における課題等ご説明いただきました。また、非常食についての知識も学び、かつ研修会内において水で戻したご飯やカップラーメン、嚥下食を試食する実習も行いました。水で作るという先入観であまり美味しくないイメージを持っていましたが、思った以上に食べやすく美味しかったです。普段経験のできない事が実施でき、実際の避難所でどのような食事が提供されているか理解を深めることができました。
 受講者より「災害支援の実際や姿勢が大変勉強になりました。」「災害時について全く考えたことがなくて今回初めて講義受けて歯科衛生士としての役割はもっともっと広いんだなと思いました。」「医療従事者として災害時に活動することに関心を持ち、歯科衛生士として自分にできることを考えるきっかけになりました。」「口から全身を守る!という思いがとても伝わる講演でした。」「離乳食は供給が早いけど、高齢者の方のご飯は中々来ないのはビックリしました。高齢者の方用のご飯が倉庫にあったけど誰用のか分からずにそのままだったことはびっくりしました。」「災害食に実際触れて勉強になりました。「自身の出来る事」を考えていきたいと思いました。興味がありましたが飛び込むタイミングや勇気がなくていました。」「栄養士さんならではの支援の内容が知れて大変勉強になりました。今後、連携をはかるとき、協力し合えたらと思いました。」と、災害支援において前向きな感想が多く寄せられました。

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