活動報告
2025年12月16日
研修会報告令和7年度 学術セミナーおよび企業セミナー報告
令和7年12月14日(日)に広島県歯科医師会館にて、学術セミナーおよび企業セミナーが開催されました。学術セミナーでは、広島大学大学院医系科学研究科 口腔保健疫学研究員の浅枝麻夢可先生を講師にお迎えし、「研究を始める前に知っておきたい文献検索と論文の読み方 ~論文をどう探し、どう読むか?~」というタイトルでご講演いただきました。ご講演では、「なぜ論文を読む必要があるのか?」という基礎的なテーマから始まり、クリニカルクエスチョンの構造化やEBM(エビデンスに基づく医療)を実践するための5つの手順について詳しく解説されました。また、自ら論文を執筆するために必要な各種データベースの検索方法や特徴についても触れられ、理解を深める内容となりました。
受講者からは、「論文を読む必要性は理解できたが、実際に読むことはなかった。疑問が見つかれば検索してみたいと思った」「論文は読んだことがあるが、書くところまで至っていないので、今後はもっと論文を読んでいきたい」といったご意見をいただきました。
また、企業セミナーとして、朝日レントゲン工業株式会社の小田直子先生を講師にお迎えし、「苦手意識ゼロへ!歯科衛生士のIOS(IntraOral Scanner)基礎セミナー」と題した講演を開催いたしました。まず、IOSの仕組みや種類についての説明があり、その後、実際に使用する際のメリット・デメリットやデータの活用方法、使用上の注意点について解説がありました。さらに、ご用意いただいたIOSを用いて顎模型のスキャン体験も行い、実践的な理解を深めることができました。
受講者からは、「スキャナーを実際に触ることができて勉強になった」「口腔内スキャナーの原理を理解でき、実習も行えたことで臨床に活かせる内容だった」といった感想をいただきました。
臨床を行う際には、医療者個人の経験だけでなく、根拠に基づいた診療を行うことが重要です。そのためには、「論文を読む」ことが不可欠であり、また、機器の構造や原理を正しく理解し、適切な使用方法を身につけることで、診療の効率化や質の向上につながると考えられます。


